ラストハルマゲドンレビュー

ラストハルマゲドン レビュー

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ラストハルマゲドン  (X68000)



 X68000版のラストハルマゲドンです。このゲームそんなにヒットしたとは思えないのですが、制作側は余程自信があったのか、様々なハードに移植されています。
 まあ、ゲームとしては異常な難易度で、単調で飽きのくるシステムで評価は低いと思います。クリアした人は少ないんじゃないかな。
 シナリオはかなり、インパクトのあるシナリオで、興味を感じる人も多いと思いますが、一般受けするシナリオじゃないですね、人類が滅んで、過去に人類に負け魔界に引きこもっていた魔物が地上に出てきたら、エイリアンが地球にやってきて、互いに地球は俺達の物と主張する。
 このゲームには、人類が滅亡した謎と、エイリアンの壊滅という目的があります。
 この冒頭で、かなりどういう結果が待っているのか気になり、購入に至りました。MSX版も購入しましたが、あまりにも長い読み込み時間がエンカウントの度に起こるので、快適なプレイが実現できず、ゲームとしては破綻していました。
 X68000版も同様なですが、当時の機種ではなくX68030を使えば、読み込みの遅さは回避できます。
 シナリオは確かに、インパクトの連続で常に先が気になる展開、多少、強引に感じられたりする部分もありましたが、自分は面白いと思うものでした。
 グラフィックは、X68とゲームを走らせたら右に出る者はいないっといったハードで再現されているため、512×512の解像度で256色の綺麗なグラフィックを堪能できます。ただ、まだ作り手の技術の問題はあって、一枚絵は綺麗で迫力があるのですが、RPGのフィールドはファミコンに毛の生えたような内容でした。
 音楽は、技術はまだまだでも、FM音源8音というスペックと、曲が良いので、かなりグッドです。
 RPGの要とも言えると思うのですが、バトルシステムが微妙でした。このゲームは12種類の異なるモンスターが主人公なのですが、それぞれ特徴もあり、それをうまく使ってという事なのですが、どれがどういう特性を持っているのか非常にわかりにくかったです。
 敵も、エイリアンなんですが、いまいちグラフィックと単純にステータスが違うという印象しかなく、えんえんと数字が変わるだけの単調なバトルが続くゲームとなっていました。
 後、酷いのがバグ、このゲームはHPが低いと攻撃力が低下します。おそらく負傷が影響しているというのを表現したいと思うのですが、HPを回復させると、最大HPを上わまって回復するというバグがあり、先ほどのシステムにより、最大HPを回復魔法で増やしまくると、攻撃力が上がっていくというとんでもない事がおきます。
 行きの階段があるのに、帰りの階段が無く、脱出魔法を使わないとダンジョンから出れない等、デバッグが大変なのはわかりますが、少し、難易度を含め、バグを減らして欲しかったです。
 シナリオは自分好みで非常に良いのですが、敵も味方もグロテスクな化け物、またどれも似たような性格なので、このあたりは絵的に駄目という人も多いと思いました。デフォルメして、各キャラに名前(皆種族名)をつけて、個性を出すなどの工夫があればよかったのかもしれません。
 ただ、シナリオがシリアスで重いので、かわいい感じにすると今度は合わなくなるだろうし、色々と良質だけど調理の難しい素材という印象です。
 光る物は間違いなくあると思いましたし、グラフィック・音楽が良いだけに残念です。


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